東京アマデウス管弦楽団

Amadeus Orchester Tokyo

 1973年、当時の東大オーケストラ卒団者を中心に結成された。団員の大半は音楽をこよなく愛するサラリーマンで、年代は20代から60代までと幅広い。 レパートリーは多岐にわたるが、いわゆる「ドイツもの」を特に得意とし、「ドイツ正統派」継承を目指している。名前に冠したモーツァルトはもとより、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスからブルックナー、マーラー、ヒンデミットに至る主な交響曲、ワーグナーやR.シュトラウス の管弦楽曲を中心に演奏してきた。声楽つき楽曲への志向も強く、モーツァルト『フィガロの結婚』全曲、ワーグナー『ワルキューレ』第1幕とR. シュトラウス「4つの最後の歌」(第50回記念演奏会)、ウェーバー『魔弾の射手』全曲(第60回記念演奏会)、モーツァルト『魔笛』全曲(第70回記 念演奏会)、ビゼー『カルメン』全曲(第80回記念演奏会)、ブラームス「ドイツ・レクイエム」(合計3回)、メンデルスゾーン『夏の夜の夢』全曲や ヴェルディ『椿姫』「レクイエム」『ナブッコ』全曲、マーラー 「復活」などを演奏した経験がある。
 創立から30年間は、玉置勝彦氏の指導と指揮により活動。1992年にはオーストリア演奏旅行を挙行し、ウィーンのムジークフェライン(楽友協 会)大ホールで演奏した。
2004年以降、巨匠故ゲルハルト・ボッセ氏を始め、三石精一氏、ジェフリー・リンク氏、故クルト・グントナー氏、石川征太郎氏など演奏会ごとに 客演指揮者を迎え、年2回の定期演奏会や特別演奏会を行う。
 また、麻生合唱団を始め、合唱団からの招きに応じて管弦楽つきの声楽曲の演奏会にも参加している。